2014年01月31日

みにくいアヒルの子から学ぶ

アンデルセンのお話っていえば、グリム童話よりもお優しいイメージがあったのですが、
なんか、かみしめるように聴いていたら、はっと思ったことがあったよ。

これは、自らの本当の姿に気づいて一件落着、とか、
変身してちやほやされてよかったねー。とか、
シンデレラ並みに変身願望刺激されるやら、夢と希望を抱くやらって思ってたけど、
そーじゃーないのね。
誰の著作だかはわからないのですが、
この一文が入っただけで全然印象が違う。

『いくらあひるの卵にまじろうとも、白鳥の卵から生まれればそれは白鳥』

変身なんてできないし、
DNAには勝てないのか!!!!!
っていう、とたんに絶望どん底まっしぐらっすよ。ええ。
いやね、最初っからわかってたのよ。

いくらアヒルの中に混じろうとも、彼は白鳥である。

んだけど、改めて突きつけられるとさ、ああ、そうだよね。
いわば、イメージ、サラブレッドだよね・・・
みんなと違うっていじめられたって、
認められる場所を見つけちゃった幸運、それは、ラッキーだったよね。

嫉妬の塊ですよあたしゃ。

みにくいと罵られたこの生き物の、辛いエピソードを語るときりがありません。

だそうです。

とにかく気づくと彼は沢地の葦の茂みに倒れていて、
やけっぱちで飛びまくったのですって。

やけっぱちで飛びまくってやろうか、ええ?!
認められる場所が見つかる幸運ってそうそうやってこない。

凡人の私は、努力するしかないのだよ。
なあ、凡人。
と、アンデルセンにせせら笑われた。気がした。

だけどね、アンデルセン?
私、アヒルが好きだわ。
かわいさで言ったら、アヒルのがかわいいわ!
アヒルのお母さんのけなげなことったらないわ!
白鳥ビバ!みたいな風潮は、好きくなーいもん。

そういうことじゃないよね。
うん、脱線。
つまり、おさまるべきとこにおさまらないと、
不幸せですよっていう話なんですよね。
その、おさまるべきとこって、どこよ、ねえどこよ?!

人間における、収まるべき環境の見つけ方については、
これまた別の話。
posted by カシラ at 22:43| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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